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『マインドセット 「やればできる!」の研究』を読んだ

失敗をどう捉えるか、という事は人生に大きく関わることだと思う。

例えば仕事でミスが発覚した時、大抵はそのことに落ち込む。やらかしてしまった・・と、私の場合は落ちるとこまで落ちる。

はっきり言って、そういう時の立ち直りは早い方ではない。気持ちの切り替えが早い人を尊敬する。

失敗は、何かをする時には付き物だ。

注意していても、失敗するときはするのだ。

ただその経験から何を学ぶかという事が重要なのであって、失敗した自分自身を責める必要はない。

いや、多少は・・、多少以上に私の場合は自分を責めるから立ち直りが遅いのですが。

失敗の度に落ち込んで病みなどとしていると時間がいくらあっても足りないので、なぜ自分はこういう性格なのか、こういった状態に陥ってしまう原因はどこからきているのか、今回読んだ本に導きがあったのでした。

 

 

マインドセット「やればできる! 」の研究

マインドセット「やればできる! 」の研究

 

 

メンタリストDaiGoさんの動画でおすすめされていた今回の本、『マインドセット 「やればできる!」の研究』。

この本によると、人は硬直マインドセットか、しなやかマインドセットのどちらかのマインドセットを持っているという。

そもそもマインドセットとは、いわゆる心の持ちようというか、考え方のこと。

硬直マインドセットの考え方は、人は生まれながらの才能をもち、努力によって自分の周りの事象を良くすることはできないというもの。

一方でしなやかマインドセットの考え方というのは、努力によって物事を達成することは可能であり、自分の運命も変えることができるという考え方。

この本によると、たとえ今硬直マインドセットを持っているとしたら、努力次第でしなやかマインドセットを身に着けることは可能であるという。

 

読んでいて心にグサグサ来るものがありました、、

正直にいうと、自分は完璧主義者(治したい)なのですが、この本でいう硬直マインドセットです。希望はしなやかでいたいですが。。

たとえば、仕事でミスをすると「自分はなんてダメな人間」と自分自身を否定する癖があります。

ミスをしたら誰だって反省することでしょう。大事なのはミスや失敗から何を学び、次はどうしたら良いのかを考え行動に繋げることです。

それは理解しているのですが。

硬直マインドセットを持っていると自分の可能性に限界を作ってしまいます。

そのため、壁にぶち当たると精神的に立ち直るには相当なハードルの高さです。そして失敗=せっかくの成長の機会を無駄にしてしまいます。

ではしなやかマインドセットを身につけるためにどうしたら良いのか、ということが本に書かれています。

 

この本を読んだことによって、自分の心の状態や考え方を知ることができたし、だいたいネガティブ思考でいる自分をどうコントロールしたら良いのかのアウトラインが見えてきたと思います。

途中、硬直マインドセットだった著名人の例をあげて示しているので硬直マインドセットでいることがどんな結果をもたらすのかがわかります。

硬直って表現されると頑固者という感じで、もうそこからして良いイメージではない。。

「認めたくないけれど自分は完璧主義者なんだよな」、「今やっていることは(勉強とか仕事とか取り組み)自分には向いていないんじゃないか」など考えている人に読んで欲しいです。

 

余談ですが・・

本って最初から最後までしっかり読めません。

なんだろう。一気に読めちゃう本はあるにはあるんですけど、大抵、最初のページめくって半分来るくらいまでに飽きることが多いんですよね。

途中つまんないな、と思ったらパラパラ飛ばして面白そうなとこから読み始める。

前はもったいないなと思っていたのですが、最近はそれでも良い気がしています。

本の中のエッセンスを汲み取るというか、自分の中に結びつくものをその本から手に入れられたら、その本の自分にとっての役割って果たしていると思うから。

そう考えるようになったのは、月に何冊か本を買うようになってから。

だって読み終わりませんからね!!

読むの遅いし、どんどん積ん読溜まってゆく。

あ〜読まなきゃって、思いながら読むのが嫌。

もらったぜ!みたいな文章を見つけられたら良しとしてからは、読書が楽しくなりました。

しかし、紙の本溜まってきたな、、手放したい。