そうして旅は続く

美容・栄養・生活のこと多めの雑記

奨学金は借金だということを認識できなければ借りるべきではない話

大学に進学することを考えている人に、よく考えてもらいたいことがあります。

何をしに大学へ行くのか?

大学は奨学金をもらってまで行きたいと思うところか?

私は奨学金をもらって大学に進学して卒業したひとりです。今は借りていた奨学金の返済中です。

奨学金は借金です。

これは必ず認識しておいてほしいことです。

そして、「みんなが大学に行くから自分も行く」というような考えで大学に進学するつもりなら、行かなくてもいいところだということを伝えたいです。

そして結論をいうと、私は奨学金を受けてまで大学に行く必要はなかったと思っています。

 

私は4人兄弟でした。お金もちの家に生まれたわけでもなかったので、日本学生支援機構から奨学金を受けて大学に通っていました。

大学に行く考えに至った理由は、栄養士の資格が欲しかったから。そして高校を卒業したら大学へ行くんだ、という勝手な思い込みからでした。

この勝手な思い込みが、認めたくありませんが一番の動機でした。

今考えてみると恐ろしいです。高校を卒業したら大学へ行くなんて、大した目的もないくせに決めつけてしまっていたのです。思考停止です。

栄養士の資格が欲しいなんていうのはただの理由づけです。就職するまでまだ学生でいたいとか、ただのモラトリアムでしかなかったのです。

このことは今になって後悔しています。18歳から22歳という貴重な時間を、受け身な大学生活に費やしてしまったのですから。

勝手な思い込みで奨学金を借り、大きな借金を抱えて就職することになります。
これは大変なことです。

栄養士になりたければ、別に大学に行かなくても良かった。短大だって、専門学校だってあります。

そして今の時代、大学なんかに行かなくても良いと思うのです。

大学に行く理由とは何でしょうか。良いところに就職するためでしょうか。

大卒と、専門あるいは短大卒では、就職先でお給料に差が出るからでしょうか。

大学を卒業して就職した身だから言います。退屈なものです。いわば敷かれたレールの上を歩いているのです。

大学生活はそれなりに楽しかったです。友達もできたし、先生との交流もあったし。

でも、高い授業料を払ってまで行くところでも無かったのではないかなと思っています。

だって今は友達を作ろうと思えば、インターネットがあります。

様々なコミュニティも増えてる。そこを利用することで人と接することはできますからね。

私が今高校生だったら、大学は受験しません。そして就職しなくても独立する方法を探すことに努力します。

仮に専門卒あるいは短大卒で就職したとします。大卒とは給料に差があります。でもその給料にだけ頼って生活しなければいいんです。

奨学金の返済は地味に辛いです。借金ですからね。

大学に行って就職するなんてことは決して当たり前じゃない。そのことを伝えたいのです。

もっと頭で思考しなければいけないという教訓にはなりましたが。。身をもってというやつですね(遠い目)

 

大学に行くときに奨学金を借りるなら、将来その借金を返済する覚悟が必要。

奨学金を借りてまで大学でしたいことがないなら大学は行かなくてもいいと思うのです。